●身内に不幸があった場合は?
身内に不幸があった場合、一定の期間はお祝い事を慎むのが一般的です。
大きく分けて喪中と忌中があります。
喪中とは近親者の逝去に伴い一定期間の間、喪に服し故人の冥福を祈って生活を送る期間の事をさします。現在では一周忌までの1年間を喪中とするのが一般的です。
忌中とは身内の方が亡くなった際に一切の祝い事を慎むことをいいます。忌中の期間は宗教によって異なりますが、一般的には四十九日(49日)とされています。
以上の事から四十九日明けであれば、結婚式(披露宴)に出席してもよいとする考え方が一般的になっています。身内の不幸で披露宴(結婚式)を欠席する場合はやむをえない用事があるとして欠席の旨を伝えましょう。結婚される方に対する気遣いとして身内の不幸が欠席理由ということは結婚式が終わるまでは伏せておいた方がよいでしょう。
●披露宴(結婚式)を欠席する場合
出席すると返答してからやむをえない事情で出席することができなくなった場合は、欠席が確定した時点で新郎新婦にすぐに連絡しましょう。できるだけ早く伝えるのがマナーです。式場でも料理の数や引き出物の手配があります。連絡が遅れれば遅れるほど相手方に迷惑をかけてしまいます。身内の不幸で欠席する場合は結婚式後に伝えるのが心配り(礼儀)です。
もちろん祝儀については披露宴に出席する場合と同額を贈るのが礼儀です。(料理の手配や引き出物の手配が済んでいる場合があります)
|